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日本第一党街宣watchinng 2019428

 428日(日)午後1時から本通り電停前で日本第一党が街宣を行うとの情報があり、様子を見に出かけました。

  本通りと電車通りの交差点の南東の角で、12時半くらいから日本第一党のメンバーが幟を立てて集まっていました。人数は8人くらいでした。その反対の北東の角にはカウンターの人々が「反ヘイト」の横断幕や掲示物を手に十数人集まっていました。

  街宣は午後1時過ぎから始まりました。ただ、街頭の騒音と不良な拡声器の使用で話の内容はほとんど聞き取れない状態でした。そうした中でも途切れ途切れに聞こえてくる音声から推測されたのは、差別反対や人権尊重を叫んでも、日本の安全保障は実現されず、外国人の流入によって日本人の利益が損なわれ、日本の伝統的な価値観が失われるというようなことだったと思います。

  街宣が始まってしばらくして、日本第一党入党の案内(チラシ)を持ったメンバーが電車通りを挟んで通行人に手渡しを始めました。ただ受け取る人はほとんどいません。たまに若い人が受け取っているようでした。一応そのチラシは入手しました。40分近く街宣を聞いていましたが、午後140分には現地を後にしました。

 

 多文化共生を否定し、自国民第一主義を掲げる団体が白昼堂々と街宣ができるような社会ではない地域社会、ヘイトを許さない地域社会をつくっていく必要を感じました。血道な努力が必要だと思います。その意味で私たちも活動を継続し発展させ、より多くの市民に訴えていきたいと思います。写真を撮りましたのでアップしておきます。(報告:共生フォーラムひろしま理事笹川俊春)